MENU

保険営業のコツを徹底解説|アポが取れない新人でも成果を出せる全手順

保険営業のコツを徹底解説|アポが取れない新人でも成果を出せる全手順に関する画像

「テレアポをしても、なかなかアポイントが取れない」「初回訪問で何を話せばいいのか分からず、関係構築に失敗してしまう」——そんな悩みを抱えていませんか。保険営業のコツを掴めず、断られ続ける日々に、自信を失いかけている方も少なくないのではないでしょうか。

その原因は、多くの場合、個人のスキル不足というよりも、再現性のある「型」を知らないことにあります。インターネットの普及で顧客は事前に情報を集められるため、単に商品の説明をするだけの営業は通用しません。その結果、自分の「売りたい」気持ちが先行してしまったり、関係構築を飛ばしてしまったりと、顧客との間に見えない壁を作ってしまいがちなのです。

成功の鍵となるマインドセットの転換から、アポイント獲得、ヒアリング、提案、クロージングまで、明日から使える具体的な営業プロセス、そしてライバルと差がつく応用テクニックまで——安定して成果を出すための全手順を網羅的に解説します。

この記事の結論
  • 保険営業成功の鍵は、商品を「売る」ことから、顧客の課題を「解決するパートナー」へと役割意識を変えることです。
  • トップセールスの共通点は、アポから紹介までの営業プロセス全体を「型化」し、誰が相手でも安定した成果を出せる再現性を確保している点にあります。
  • まず注力すべきは「ヒアリング」です。顧客自身も気づいていない潜在的な不安や課題を言語化するスキルが、信頼と成果に直結します。
  • 小手先のテクニックよりも、なぜそれが有効なのかという「原理原則」を理解することが、応用力を高め、あらゆる状況に対応できる真の実力に繋がります。

【PR】「なんなく」での提案、もうやめませんか?
営業専用のAI議事録・商談解析ツールSTRIX

【解決できる課題】

  • 営業メンバーがSFA/CRMに情報入力しないため、社内に定性情報が残らない
  • 営業メンバーの報告内容が正確でなく、個別の状況確認や録画視聴に時間がかかってしまう
  • 営業戦略策定に必要な情報が溜まっておらず、受注/失注分析ができない・有効な示唆がでない
  • 今注力すべき案件の優先度が立てられず、営業活動が非効率
  • フォローアップすべき案件が漏れてしまい、機会損失が生まれている
  • 提案や新人教育が属人化しており、事業拡大のボトルネックになっている
目次

なぜ保険営業は「きつい」のか?成果が出ない人が陥る3つの共通点

多くの保険営業担当者が「きつい」「成果が出ない」と感じるのには、共通した理由があります。具体的なテクニックを学ぶ前に、まずは自分がどのパターンに陥っているのかを客観的に把握することが、成長への第一歩です。

1. 自分の「売りたい」が先行してしまう

「この保険は素晴らしいから、ぜひ勧めたい」「今月の目標達成のために、何としても契約が欲しい」——このような気持ちが強すぎると、いつの間にか顧客を置き去りにしてしまいます

顧客が求めているのは、商品のスペックやメリットの羅列ではありません。自分の悩みや将来の不安に寄り添い、一緒に解決策を考えてくれるパートナーです。「売りたい」という気持ちが透けて見えると、顧客は警戒心を抱き、心を閉ざしてしまいます。

2. 関係構築を飛ばして商品を説明してしまう

特に経験の浅い営業担当者に多いのが、会って早々に保険商品の説明を始めてしまうケースです。しかし、信頼関係が築けていない相手からの提案は、どれだけ内容が素晴らしくても響きません。

お金や家族、健康といったデリケートな話題を扱う保険営業において、信頼関係は何よりも重要です。焦って本題に入ろうとせず、まずは相手に関心を持ち、人となりを知るための対話に時間をかけることが、結果的に成約への近道となります。

3. 断られる原因を分析せず、行動量だけで解決しようとする

「断られたのは運が悪かっただけ」「数が足りないからだ」と考え、ひたすらテレアポや訪問を繰り返すだけでは、状況は改善しません。これでは同じ失敗を繰り返し、心身ともに疲弊してしまいます。

成果を出す人は、一つひとつの商談を振り返り、「なぜ断られたのか」「どこを改善すれば次はうまくいくか」を常に分析しています。行動量はもちろん重要ですが、それ以上に「行動の質」を高める意識がなければ、成長は望めません

保険営業で成功するための大前提|「売り込む」から「お役立ち」へのマインド転換

もしあなたが「保険を売り込むことに罪悪感がある」と感じているなら、それは大きなチャンスです。その気持ちこそが、顧客から本当に信頼される営業担当者になるための出発点だからです。ここでは、すべてのテクニックの土台となる、最も重要なマインドセットについて解説します。

あなたの役割は「保険屋」ではなく「課題解決のパートナー」

保険営業で成功するための最大のコツは、自分の役割を「保険を売る人」から「顧客の課題を解決するパートナー」へと再定義することです。

顧客が抱える課題は、保険だけで解決できるものばかりではありません。資産形成、事業承継、節税、従業員の福利厚生など、その悩みは多岐にわたります。あなたの役割は、これらの課題を顧客と一緒に見つけ出し、解決策を提示すること。そして、その解決策の一つとして、必要であれば保険を提案する、というスタンスが重要です。

このマインドを持つことで、「売り込み」という感覚は消え、「お役立ち」という純粋な貢献意欲が生まれます。その姿勢は必ず顧客に伝わり、揺るぎない信頼関係へと繋がっていくのです。

GIVEの精神が信頼を生む|まずは価値提供に徹する

「課題解決のパートナー」として信頼を得るためには、まず見返りを求めずに価値を提供し続ける「GIVEの精神」が不可欠です。

例えば、法人顧客であれば、事業に役立つ補助金や助成金の情報を提供するのも一つの手です。国や地方自治体が提供する多様な支援制度の最新情報は、中小企業庁の「ミラサポplus」や中小企業基盤整備機構の「J-Net21」といった公的なポータルサイトで網羅的に確認できます。

こうしたサイトの存在を伝え、「御社に合う制度があるかもしれませんので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか」と情報提供するだけでも、顧客にとっては有益です。各制度には公募期間や詳細な要件があるため、必ず公式サイトの公募要領を確認するよう促すことも忘れないようにしましょう。

保険の話を一切しなくても、顧客のビジネスに貢献する情報を提供し続けることで、「この人は自分のことを本気で考えてくれる」という信頼が積み重なっていきます

【明日から使える】生命保険営業のコツを5つのプロセス別に徹底解説

マインドセットが整ったら、次はいよいよ具体的な行動計画です。行き当たりばったりの営業から脱却し、安定して成果を出すためには、営業プロセスを「型化」することが極めて重要です。ここでは、アポイントから紹介依頼まで、5つのステップに分けて生命保険営業のコツを解説します。

1. アポイント獲得のコツ|「会う価値」を明確に伝える

多くの場合、電話の相手は「また保険の営業か」と身構えています。この警戒心を解き、「この人の話は聞いてみたい」と思わせるには、相手にとってのメリット、つまり「会う価値」を明確に伝える必要があります。

例えば、以下のようなアプローチが考えられます。

  • 「〇〇業界の経営者様が抱える労務問題について、最新の解決事例をまとめた情報がございます。5分だけお時間をいただき、情報提供だけでもさせていただけないでしょうか」
  • 「多くの企業様が活用されている、返済不要の助成金に関する情報をお持ちしました。ご挨拶がてら、情報交換をさせていただけますと幸いです」

ポイントは、「保険の話を聞いてください」ではなく、「あなたに役立つ情報を提供します」というスタンスでアプローチすることです。これにより、相手は話を聞く心理的ハードルが下がり、アポイントに繋がりやすくなります。

2. 初回訪問・関係構築のコツ|絶対に商品を売らない

苦労して獲得したアポイント。ここで焦ってはいけません。初回訪問の目的は、商品を売ることではなく、ただ一つ「信頼関係を構築すること」に集中します。

まずはアイスブレイクで場の空気を和らげ、相手自身のことや会社のことについて、純粋な興味を持って質問しましょう。人は誰しも、自分のことに興味を持ってくれる相手に好感を抱きます。自己紹介では、なぜこの仕事をしているのかという想いやストーリーを語ることで、人柄を伝え、親近感を持ってもらうことができます。

初回訪問では、徹底的に「聞き役」に徹し、「この人なら本音で相談できそうだ」と思ってもらうことがゴールです。

3. ヒアリングのコツ|SPIN話法で潜在ニーズを掘り起こす

信頼関係が芽生えたら、次はいよいよヒアリングです。ここで有効なのが、顧客の潜在的なニーズを引き出すフレームワーク「SPIN話法」です。

SPIN話法は、以下の4種類の質問で構成されています。

  • Situation(状況質問): 顧客の現状や背景を把握するための質問。「現在の従業員数は何名様でいらっしゃいますか?」
  • Problem(問題質問): 顧客が抱えている課題や問題点を引き出す質問。「従業員の定着率について、何か課題に感じていらっしゃることはありますか?」
  • Implication(示唆質問): その問題がもたらす、より大きな影響や深刻さに気づかせる質問。「もし、中心的な社員の方が突然退職された場合、事業にはどのような影響が出そうでしょうか?」
  • Need-payoff(解決質問): 課題が解決された場合の未来像を描かせ、解決策の価値を感じてもらう質問。「仮に、手厚い福利厚生で社員の満足度が高まり、離職の心配がなくなるとしたら、経営者様としてはどのようなメリットがありますか?」

この質問の流れに沿って対話を進めることで、顧客は自らの課題を認識し、「この問題を解決したい」という気持ちが自然と高まっていきます。

SPIN話法でやってはいけない質問例

SPIN話法は強力なツールですが、使い方を誤ると逆効果になることもあります。特に注意したいのが「示唆質問」です。

悪い例:「そんな状態だと、会社が潰れてしまいますよ!」

このように、相手を不安にさせたり、追い詰めたりするような質問は絶対に避けましょう。相手の課題を指摘するのではなく、あくまで「もし〜だとしたら、どのような影響がありそうでしょうか?」と、相手に考えさせ、自ら気づきを得てもらうスタンスが重要です。

4. 提案・プレゼンテーションのコツ|FABE分析で価値を伝える

ヒアリングで顧客の課題が明確になったら、いよいよ提案です。ここで役立つのが、商品の価値を効果的に伝える「FABE分析」というフレームワークです。

  • Feature(特徴): 商品やサービスの客観的な事実・仕様。「この保険は、経営者に万が一のことがあった場合、死亡保険金が支払われます」
  • Advantage(利点): その特徴が競合他社と比べて優れている点。「一般的な商品と比べて、保険料を損金として計上できる割合が高くなっています」
  • Benefit(便益): 顧客がその利点から得られる具体的な恩恵。「これにより、会社のキャッシュフローを圧迫することなく、将来の退職金や事業承継の資金を計画的に準備することができます」
  • Evidence(証拠): 便益を裏付ける客観的なデータや事例。「実際に、同じ業界のA社様でもこのプランを導入され、安心して事業に専念できるようになったとのお声をいただいております」

特に重要なのが「Benefit(便益)」です。顧客は商品の特徴ではなく、それが自分の課題をどう解決してくれるのかにしか興味がありません。ヒアリングで引き出した顧客の言葉を使いながら、「〇〇様がおっしゃっていた△△という課題は、この方法で解決できます」と語りかけることで、提案が「自分ごと」として響きます

5. クロージング・紹介依頼のコツ|プレッシャーをかけずに決断を促す

提案に納得してもらえたら、最後はクロージングです。ここで「どうしますか?」とプレッシャーをかけるのは得策ではありません。顧客が安心して決断できるよう、背中をそっと押してあげるイメージです。

「もし進めるとしたら、何かご懸念点はありますか?」と問いかけ、不安要素を解消していく「テストクロージング」が有効です。全ての懸念が解消されたら、「それでは、〇〇様の未来のために、お手続きを進めさせていただけますでしょうか」と、自然に契約へと導きます。

そして、契約後こそが真の関係構築のスタートです。定期的なフォローを欠かさず、信頼関係を深めていく中で、「〇〇さんのように困っている方がいたら、ぜひご紹介させてください」と自然に伝わるようになります。

トップセールスに共通する保険営業のコツ|ワンランク上の習慣と考え方

安定して高い成果を出し続けるトップセールスには、共通する習慣や考え方があります。これらは決して特別な才能ではなく、日々の意識と行動の積み重ねです。ここでは、ワンランク上の営業担当者を目指すための3つの習慣を紹介します。

1. 常に顧客業界の情報をインプットし続ける

「課題解決のパートナー」であるためには、保険の知識だけでは不十分です。顧客のビジネスを深く理解するために、その業界の最新動向、法改正、トレンドなどを常に学び続ける姿勢が不可欠です。

業界新聞や専門誌に目を通す、関連セミナーに参加するなど、インプットの方法は様々です。得た知識をもとに、「最近、〇〇というニュースがありましたが、御社ではどのような影響がありそうでしょうか?」といった対話ができれば、単なる保険営業担当者ではない、頼れる専門家として認識されるでしょう。

2. 自分の営業活動を数値で管理・分析する

感覚や経験だけに頼るのではなくデータに基づいて客観的に自分の活動を振り返ることが、継続的な成長の鍵です。

例えば、以下のような指標(KPI)を記録し、分析してみましょう。

  • アポイント獲得率(架電数に対するアポ獲得数)
  • 商談化率(初回訪問数に対する提案数)
  • 成約率(提案数に対する契約数)

「アポイントは取れるのに商談化率が低い」のであれば、初回訪問のやり方に問題があるのかもしれません。このように、数値でボトルネックを特定し、改善策を考えることで、効率的に営業スキルを高めることができます。CRM/SFAといったデジタルツールを活用すれば、こうした顧客情報や商談進捗を一元管理し、データに基づいた戦略的な営業活動が可能になります。

3. ロープレを徹底し、自分の「型」を磨き続ける

野球選手が素振りを繰り返すように、営業担当者にとっての基礎練習がロールプレイング(ロープレ)です。学んだ知識やフレームワークも、実践でスムーズに使えなければ意味がありません。

上司や同僚に顧客役を依頼し、初回訪問からクロージングまでの一連の流れを繰り返し練習しましょう。客観的なフィードバックをもらうことで、自分では気づかなかった癖や改善点が明確になります。ロープレを重ねることで、営業の「型」が体に染みつき、どんな顧客を前にしても自信を持って対応できるようになります。

【応用編】ライバルと差がつく保険営業のコツ

基本の型を身につけたら、次はライバルと差をつけるための応用テクニックです。多くの営業担当者が見過ごしがちな、しかし成果に直結する2つの視点を紹介します。

1. 法人保険営業で成功するための視点

個人保険と法人保険では、アプローチが大きく異なります。法人の場合、対峙するのは経営者です。経営者が関心を持つのは、個人の生活設計ではなく、会社の成長と存続です。

そのため、事業保障、事業承継、役員退職金の準備、従業員の福利厚生といった経営課題に絡めた提案が求められます。決算書を読み解き、企業の財務状況を理解した上で、「この保険を活用することで、これだけの節税効果が見込めます」といった具体的な数字でメリットを示すことが重要です。キーマンである決裁者にいかにアプローチし、経営課題に響く提案ができるかが成功の鍵となります。

2. オンライン面談を制する画面越しの信頼構築術

近年、オンラインでの面談も当たり前になりました。対面とは異なり、非言語的な情報が伝わりにくいオンラインでは、信頼関係を築くために特別な工夫が必要です。

  • 見た目の印象を整える: 明るい表情はもちろん、カメラの角度(目線が合うように)、背景(バーチャル背景や整理された書斎)、照明などを工夫し、プロフェッショナルな印象を与えましょう。
  • 資料の見せ方を工夫する: 画面共有する資料は、文字を大きく、図やグラフを多用して視覚的に分かりやすくします。重要な箇所にマーカーを引くなど、相手の視線を誘導する工夫も有効です。
  • 意識的に相槌やリアクションを大きくする: 画面越しでは感情が伝わりにくいため、普段より少し大きめに頷いたり、リアクションを取ったりすることで、相手は「しっかり聞いてもらえている」と安心できます。

これらの小さな工夫の積み重ねが、画面越しでも伝わる信頼感に繋がります。

まとめ:保険営業のコツは、顧客の未来に寄り添うパートナーになること

ここまで、保険営業で成果を出すためのマインドセットから具体的なテクニックまで解説してきました。

最も重要な保険営業のコツは、商品を「売る」という意識を手放し、顧客の人生や事業に寄り添い、未来のリスクから守る「パートナー」になることです。このマインドセットがあれば、小手先のテクニックは後からいくらでもついてきます。

この記事で紹介した営業プロセスという「型」は、あなたの活動を支える強力な武器になります。しかし、最初から完璧にこなす必要はありません。まずは一つでも、「明日からこれを試してみよう」と思えるものを見つけ、実践してみてください。その小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな成果となり、「あなたに会えてよかった」という顧客からの感謝の言葉に繋がっていくはずです。

【PR】見えない商談を、勝てる商談に
「アカウント戦略」「営業戦略」の解像度を飛躍的に高める
  • 商談の定性情報を、自動的にSFA/CRMに紐付けて蓄積し、業務工数削減/データ正規化が可能に
  • 点の商談を、線の取引として時系列に取りまとめ、受注率改善の示唆出し/受注確度の全体把握が可能に
  • 複数の商談情報を横断的に分析し、営業組織のボトルネックを特定/トップセールスのノウハウを抽出可能に
  • 企業ごとの取引情報から組織体制やステークホルダー情報を洗い出し、定性情報を元にしたアカウントプランニングが可能に
目次